病院での検査
病院では何日か通院した後、質疑応答や、WAIS-Ⅲの検査を受けました。
質疑応答では自閉症傾向及びADHD診断を、WAIS-Ⅲでは知的能力を調べる検査みたいです。
質疑応答では私が幼少期にどんな人物であったかなどを聞かれ、WAIS-Ⅲでは言葉の意味を
説明したり、積み木を並べ替えたりしました。検査自体は半日もかかりませんでした。
結果として、私は自閉症とADHDを診断されました。知的能力ではIQ 111と平均より上でした。
私が診断された内容は以下の通りです。
自閉症:①注意を切り替えるのが苦手
②他人の考えや感じ方を想像するのが苦手
③同時に2つ以上の事をするのが苦手
④自分のルーティンを崩されたり、慣れない場面では不安や混乱を招く
ADHD:①衝動的に行動しやすい
②気分がたびたび変わりやすい
→不注意や多動性・衝動性の傾向が強い
知的水準:①言語理解(言葉の意味を理解したり、表現する力)IQ100
②知覚統合(目で見て、ものの関係性を見分ける力)IQ93
③作動記憶(耳から聞いた情報を整理したりする力)IQ107
④処理速度(目から入る情報を速く正しく処理する力)IQ127
こう見ると如何に自分がポンコツか分かりますね。
ちなみに知的水準は処理速度だけ高く、他は平均の範囲内みたいです。
初めてこのような診断をされた時はショックというより原因が分かったという安心感がありました。
しかし、これらの症状は緩和することは可能ですが、完全に治癒する事は現段階では不可能
みたいです。
つまり、私はこれから自閉症とADHDとうまく向き合って生きていかなければならなくなりました。