rontoraの日記

発達障害で人生を悩んでいる人のブログです

自分を知るという事

現在、私は営業の仕事をしています。

しかし、仕事をしていく中で様々な障壁があります。

ふと思いついた中でも以下の通りです。

 ①お客さんの話が理解できない
 ②指示された事をすぐ忘れる もしくは別の解釈をしてしまう
 ③仕事の段取りをとる事が出来ない
 ④イレギュラーが発生した場合思考停止してしまう などなど

自分でも書いてて情けなくなってしまいますね・・・

しかし、弱点が分かっている以上対策を十分にとれば自分の武器にする事が出来ます。

 ①小さな手帳を常に持ち歩き指示された事や話の内容を書き込む
 ②前日に翌日の仕事の予定と優先順位を書き込む
 ③お客さんで何を話したかを詳細にノートやパソコンにまとめる
 ④自分で少しでも分からないところがあれば上司に相談する

これらの事をやっていると周囲からは真面目な人だと最初は思われます。

後でボロがでますが・・・

しかし、失敗を何度も何度も繰り返して一歩でも進んでいけばいいんです。

私はこれまでも様々な失敗や信頼をなくしてきました。

おそらく今後もそうなるだろうと思います。

私はまともな人生を送れる事を半ばあきらめています。

だからといって自暴自棄にならず、目の前の事を一生懸命がんばるしかないんです。

やれることだけやってダメだったら諦めて別の会社を探せばいいんです。

大切なのは自分を追い込まず、人生には様々な選択肢があるのであきらめない事ではないでし

ょうか。


追い込まれないために

皆様、こんにちは。ロントラです。

 

最近まで腰痛のためダウンしてました。今も痛いですが・・・


さて、これまで書いた内容は昨年末までの出来事です。

私は会社では居場所をなくし、心身ともに参った状態でした。

これといった仕事もなく、終始机でボーっとしている日々が続きました。

当時は上席者から障害については気にするなという言葉を真に受けていた為、何も対策をとってい

ない状態でした。

しかし、改めて考えると私は定義上では障害者。健常者とは能力が全く違います。

今の私に求められているのは障害と向き合い、自分の長所を生かす事です。

私は業務時間にも関わらず、発達障害について調べました。

発達障害の具体的な症状や成人向けの病院、更には同じ悩みを抱えている人たちとの交流など

調べ上げ、できる事は全てやりました。

私は健常者の人たちは発達障害について詳しく理解をしていないと思っています。

健常者にとって発達障害者は「ギリギリ健常者」という認識かなと思います。

そうなると私は人より能力の劣った出来損ないの人間です。実際そうです。

私は人よりも3倍時間をかけないと書類は作れないですし、うっかりミスもすごいします。

しかし、こんな私でも健常者より優れたところは少なからずあると思っています。

昨年末、私は頑張れるだけ頑張ろう。でもやるだけやって出来なかったら会社を辞めようと決意し

ました。

障害と向き合うためには

そもそも発達障害には自閉症ADHD、LD(学習障害)があります。

まだこれらは一部の定義がしっかりしておらず、あいまいな所があるみたいです。

さらに薬で症状を緩和できても完治は出来ない為障害の当事者一人一人に合った

対処をしなくてはいけません。

その為には障害の当事者だけでなく、周りの人々のサポートも必要となります。

当時、私は自分の現状を会社に報告するか迷いました。

報告した途端に障害者と認知されて最悪退職を余儀なくされる可能性があったからです。

さらには両親に伝えるかもかなり迷いました。

結果として会社には伝えましたが、両親には伝えませんでした。

両親には心配をかけさせたくないという思いがあったからです。

会社の上席者に自分の状況を伝えましたが、最終的に私は他部署へ異動となりました。

実際、発達障害を説明しても世間的に言葉は知っていても具体的な症状は知られていません。

上席者に説明しても、上席者の認識では「気にしすぎ」とか「全部を障害のせいにして甘えている」

と言われました。

確かに、自分でも発達障害という言葉に甘えている部分もありました。しかし、全てではありません。

私は自分の苦手な所を上席者に伝え、更なる指導を求めましたが、最後の最後まで上席者からは

無視されっぱなしでした。

病院での検査

病院では何日か通院した後、質疑応答や、WAIS-Ⅲの検査を受けました。

質疑応答では自閉症傾向及びADHD診断を、WAIS-Ⅲでは知的能力を調べる検査みたいです。

質疑応答では私が幼少期にどんな人物であったかなどを聞かれ、WAIS-Ⅲでは言葉の意味を

説明したり、積み木を並べ替えたりしました。検査自体は半日もかかりませんでした。

結果として、私は自閉症ADHDを診断されました。知的能力ではIQ 111と平均より上でした。

私が診断された内容は以下の通りです。

 自閉症:①注意を切り替えるのが苦手
     ②他人の考えや感じ方を想像するのが苦手
     ③同時に2つ以上の事をするのが苦手
     ④自分のルーティンを崩されたり、慣れない場面では不安や混乱を招く
   
 ADHD:①衝動的に行動しやすい
     ②気分がたびたび変わりやすい
      →不注意や多動性・衝動性の傾向が強い
 
 知的水準:①言語理解(言葉の意味を理解したり、表現する力)IQ100
      ②知覚統合(目で見て、ものの関係性を見分ける力)IQ93
      ③作動記憶(耳から聞いた情報を整理したりする力)IQ107
      ④処理速度(目から入る情報を速く正しく処理する力)IQ127

こう見ると如何に自分がポンコツか分かりますね。

ちなみに知的水準は処理速度だけ高く、他は平均の範囲内みたいです。

初めてこのような診断をされた時はショックというより原因が分かったという安心感がありました。

しかし、これらの症状は緩和することは可能ですが、完全に治癒する事は現段階では不可能

みたいです。

つまり、私はこれから自閉症ADHDとうまく向き合って生きていかなければならなくなりました。

発達障害との出会いについて

そもそも私がADHD自閉症の診断を受けようと思ったのは理由があります。

当時私は20代で営業として働いていました。

私はお客さんの所に訪問してもお客さんの話している内容が頭に入ってこず、理解できませんでした。

 

その為、見当違いの対応をしてしまい、お客さんをかなり怒らせてしまいました。

 

最初は上司もカバーしてくれましたが、段々と見放されました。

 

最終的に自分の担当先を全て外され、上司からも無視されてしまい、社内ニートの状態となりました。

細かな理由に関してはまた改めて詳しくまとめたいと思いますが、会社では社内ニートの状態となり、

 

挙句の果てには上司から新入社員以下と言われ無視される日が続き、精神的にかなり追い込まれました。

そんな時にふとネットの中で「発達障害」という言葉を見つけました。

これが私と発達障害の出会いです。

最初は軽い気持ちで病院に受診に行きました。

というのも当時の私は原因さえ分かれば治療して完治するものと思っていたからです。

しかし、現実はそう甘くありませんでした・・・

発達障害は健常者の夢を見るか

皆さん、はじめまして。

私はロントラと申します。

現在、社会人として営業の仕事をしています。

私は2016年にADHD自閉症スペクトラム、いわゆる発達障害と診断されました。

世間ではADHD自閉症スペクトラムという言葉は知られていますが具体的な症状や違いはよく知られていま

 

せん。実際私もよく分かっていないです。


これから少しずつではありますが、自分の事をつらつらと書きだしていきたいと思います。

私自身、結構飽きっぽい所もありますが、少しでも私と同じ悩みを抱えている人の励みになればと思います。

文章作成能力のない為お見苦しいかもしれませんがよろしくお願いします。